ステビアという甘味料の危険性は?意外と凄い効果もあった!

乾燥したステビアの葉

ステビアというハーブを知っていますか?血糖値や血圧を下げたり殺菌効果があったり、とても優秀な植物なんです。その抽出したエキスから作られる甘味料が、ジュースやお菓子などに使われている「ステビア」なんです。

日本では特に使用制限はありませんが、海外では使用が禁止されている国や条件付きでの使用を認めている国もあるんです。

今日は、ステビアの危険性や意外と凄い健康効果についても見ていきますので、最後までお付き合いください。

関連記事はこちらです ⇒ 「人工甘味料は太る|カロリーゼロなのに肥満になってしまう?」
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甘味料のステビアとは

ステビアは植物由来の甘味料でお菓子やジュース、漬け物などにもよく使われています。植物から抽出したものですから天然の甘味料です。

この植物の名前も、ステビアといい南米原産のキク科ステビア属の多年草です。古くから薬草として知られていました。

甘味成分としてステビオシド(ステビオサイド)やレバウディオサイドAと言った成分が含まれています。その甘さは砂糖の200〜300倍と言われていますがカロリーはほとんどない ので、糖質を制限している人やダイエットをしている人におすすめです。

ただ、ステビアには渋みや苦味成分が含まれているため独特の風味が出てしまいます。それを緩和するために砂糖や他の人工甘味料などと併せて使用されています。

ステビアを使用する商品

清涼飲料水・フルーツ缶・乳飲料・アイス・ヨーグルト・ゼリー・チョコレート・スナック菓子・ガム・キャンディー・インスタント食品・ドレッシング類・醤油・味噌・漬け物・スモークサーモンやカラスミなどの魚介燻製品・甘酢らっきょう漬けや甘酢生姜など。

 

少量でも甘味を強くつけることができますし、カロリーもほとんどないので低カロリー食品やノンシュガー食品にも利用されます。

また、虫歯になりにくい特性があるので歯磨き粉などにも使われています

食品の原材料名には、次のように表記されています。

  • 甘味料(ステビア抽出物)
  • 甘味料(ステビア)
  • 甘味料(ステビアエキス)
  • 甘味料(ステビオシド)
  • 甘味料(レバウディオシド)
  • 甘味料(レバウディオシドサイド)

マテ茶にもステビア?

原産地の1つであるパラグアイでは、マテ茶の味付けとして古くからステビアを使用しています。これが、甘味料としてのはじまりだとか

マテ茶のあの独特な甘みは、ステビアの甘さだったんです。

日本では1971年に商品化されて以来、砂糖の代わりとして使用されてきましたが比較的歴史の浅い甘味料でもあり、その安全性については今でも議論が交わされています

ステビアの危険性

NGを出す医者のイラスト

まず初めに、ステビアの使用が禁止されている国や摂取量制限を設けている国があるということです。理由は、古くから言われてきた危険性のためです。

では、一つづつ見ていきましよまう!

・性ホルモンへの影響・

ペルーの先住民は、避妊薬としてステビアを使用してきました。後の研究によりその効果はないということが発表されましたが、動物実験では実際に妊娠率が低下したり、性ホルモンが減少したという報告があるのも事実です。

また、ステビアは体内に蓄積しやすいため、長期にわたる使用は望ましくないという指摘もありますし、妊娠中や授乳中の女性、子どもに対する安全性を示すデータが乏しいとされています

まだまだ解明されていない部分があるステビアなので、気になるという方は念のため摂取を控えた方が良いかもしれません。

・発がん性・

以前は発がん性があると疑われていましたが、その後さまざまな研究により発がん性はないとされました。

それどころか現在では、京都薬科大学と京都府立医科大学の共同研究によってステビアに癌を抑制する効果があると発表されました

・アレルギー・

ステビアはキク科の植物です。

キク科植物にアレルギーを持っている人は危険です。実際にアナフィラキシー反応を起こした例もあります 。キクの花粉で鼻水が出たり目がかゆくなったことのある人は注意が必要です。

少しでも異常を感じたら直ぐに摂取を止めましょう。

アナフィラキシーについての詳細は、こちらの記事を参考になさってください。

「アナフィラキシー 原因と対処法を知る!危険なアレルギー症状」

 

では次に、ステビアの良い効果について見てみましょう。


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ステビアの健康効果が意外と凄い!

研究者の男女 イラスト

・ガンの抑制・

先程もお伝えしましたが、大学の研究によってステビアにガンを抑制する効果があると発表されました。

・ダイエット効果・

ステビア(ステビオシド)は、腸内では吸収されません。

腸内細菌によってステビオールに分解されますが、吸収されずにそのまま排出されます。体内で吸収しないので、カロリーがなくダイエット効果・肥満防止・生活習慣病予防にも効果があります。

また、血糖値が上昇しにくいことでステビアと一緒に摂取したものが、脂肪として蓄積されにくくなるという効果も期待できます。

既に、糖尿病で治療薬を使用している人は注意が必要です 。糖尿病治療薬と併用すると副作用を起こす恐れがありますので、ステビアのハーブを摂り入れる場合はかかりつけの医師に相談してください。

・美容効果(抗酸化作用)・

ハーブとしても活用できるステビアにはアンチエイジングの味方、抗酸化成分が豊富に含まれています。

その量はなんと緑茶の5倍〜7倍!老化の天敵である活性酸素の働きを抑えてくれ、細胞の衰えを防ぎ肌のたるみやシワなどを防ぐ効果があります。

さらに日焼けによるシミやそばかすなどを改善する美容効果も期待できるんです。

活性酸素については、こちらの記事を参考になさってください。

「老化の原因は体のサビつき!増加する現代人の活性酸素対策」

 

・アレルギーの緩和・

ステビアにはアトピー性皮膚炎や喘息、花粉症などのアレルギー症状を緩和する効果があります。アレルギーの原因となるヒスタミンを解毒してくれるんです。

ステビアティー、もしくは他のハーブティーとブレンドして飲むのもおすすめです。

ヒスタミンを解毒する天然の素材は世界中でもステビアだけ だと言われていて、とても貴重な植物なんです。

・2型糖尿病や動脈硬化を予防・

昔からステビアは、血糖値を改善するためのハーブとして利用されていました。

ステビアに含まれる甘味成分「ステビオシド」には、血液中の糖分をエネルギーに変える働きをするインスリンの分泌を促す作用があって血糖値を下げる効果があります

そのため、血糖値が高くて起こる2型糖尿病や動脈硬化、網膜症や腎症などの予防効果が期待できます。

・血圧を下げる・

ステビアに含まれる甘味成分「ステビオシド」には、血圧を下げる効能もあるということが発表されています。

ステビオシドは甘味料ですので糖分の摂取を抑えながら血糖値を下げ、さらには血圧までも下げられるわけですから糖尿病及び高血圧を合併している人には朗報です。

まだ詳しく解明されていませんが、今後の展開に期待します。

・抗菌、抗ウイルス作用・

ステビアには選択的殺菌作用があると、東北大学農学部の研究で判明しました。

選択的殺菌作用とは、必要な菌は残して不要な菌だけ殺菌するというもので、ステビアは「O-157」や「サルモネラ」「黄色ブドウ球菌」「腸炎ビブリオ」「セレウス」「エルシニア」など食中毒の原因となる菌を殺菌し、乳酸菌やビフィズス菌等の有用菌は殺菌しない という優れものなんです。

他にも、「エイズ・ウイルス」「肝炎ウイルス」「ロタウィルス」「テング熱」「オーエスキー」「鳥インフルエンザウィルス」の抑制や、「ヘリコバクター・ピロリ菌」の殺菌なども他の研究機関から報告されています。

まとめ

全てが解明されていないステビアですから、危険性を指摘されることも。

しかし甘味料として摂取する量はごくわずかですから、私は問題ないと思います。ただし、アレルギーは別ですよ

健康効果についても同じことが言えると思います。甘味料として摂取するのは微量ですから悪くもなければ、良い効果も現れないのではないでしょうか?

甘味料ではなく、ハーブティーなどで大量に摂取した場合に、それらの影響が現れるのではないでしょうか。


今日のおさらい

 ステビアはステビアという植物由来の天然甘味料
 ステビアはキク科ステビア属のハーブ
 甘さは砂糖の200〜300倍でカロリーはほとんどない
 マテ茶の味付けとして古くから使われていたのが甘味料としてのはじまり
 ステビアの使用が禁止されている国や摂取量制限を設けている国もある
 キク科植物にアレルギーを持っている人は危険
 甘味料として摂取する量は微量であるため危険性はない
 妊娠中や授乳中の女性、子どもは念のため控えた方が良いかも
 健康効果を求めるならハーブでの摂取をおすすめ

今日はステビアについて疑われる危険性や素晴らしい健康効果について見てきましたが、いかがでしたでしょうか?

ステビアに限ったことではありませんが食品添加物や薬品、自然の作物だってそうです。

「100%安全」・「100%危険」なんてものはありません

過剰に摂取すれば安全なものも毒になります。微量であれば毒でも体に影響は及ばないし、薬としても使えるんです。

ステビアの研究は世界各国で続けられています。甘味料としてだけではなく、医療現場や農業・畜産・水産・環境問題まで幅広く活躍が期待される食品です。

今後の研究が進み、ステビアの全てが解明される日が待ち遠しいです。

 

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