チーズの健康効果で若返り| アルツハイマー予防に有効成分

チーズとトマトのサンドウィッチ

チーズ好きにとっては凄く嬉しい話しです。わずか100gのチーズに牛乳6本分のカルシウムが含まれていて、その上タンパク質はアミノ酸に、ビタミン・カルシウムはイオン化しているので肉や魚・野菜から、これらの栄養素を摂るよりも効率が良いといいます。今日は、完全栄養食品とも言われるチーズについて紹介します。

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チーズの栄養成分

▶︎ タンパク質(Protein)

チーズの20~30%を占める主成分です。タンパク質は筋肉や細胞、血液などをつくるとても重要な栄養素です。熟成と共にアミノ酸に分解されていくので、消化が良く効率的に吸収されます。またチーズは、体内で生成できないアミノ酸を含め、各種アミノ酸がバランス良く含まれています。

▶︎ 脂肪(Fat)

脂肪はタンパク質と共にチーズ主成分のひとつ。しかもチーズの脂肪は、良質のビタミンB2のおかげで速やかに吸収され、速やかにエネルギーに変わり脂肪の燃焼・分解を助けてくれるので太る原因になりにくく、また消化吸収されやすくなっています。

▶︎ ビタミン(Vitaminn)

ビタミンB2、Aを含んでいます。ビタミンは、体内で栄養・代謝などの生理機能を制御する重要な役割を持っていますが、体内で作り出すことができない貴重な成分です。チーズには、タンパク質に結びついているビタミンB2と乳脂肪に含まれるビタミンAが多く含まれています。

「ビタミンB2」
体内の脂肪を分解し燃焼させてくれる事で、カラダの成長や疲労回復を助けてくれる働きがあります。

「ビタミンA」
本来、緑黄色野菜に含まれていますが、チーズには牛や山羊が食べる牧草中から取り入れられチーズに含まれます。皮膚や粘膜を守り、薄暗い所での視力を保ち、ガン予防にも注目されています。

▶︎ ミネラル(Mineral)

カルシウム、リン、鉄、ナトリウム、カリウムなど、私たちのカラダに欠かせない成分をバランスよく含んでいます。特に、カルシウムは骨や歯の形成を司ったり、脳細胞を活性化させたり、神経のバランスを制御、血圧の安定や筋肉の収縮を助けるなどの重要な役割を担うなど必要不可欠です。

体内にカルシウムが不足すると、骨からカルシウムが溶け出し「骨粗しょう症」の原因にもなります。ちなみに、成長期で一日に800mg~900mg、成人以降では一日に550mg~650mgのカルシウムが必要とされています。しかし、実際は男性で一日に平均520mg、女性は489mgしか摂取していません。

▶︎ コレステロール(cholesterol)

コレステロールが高いと思われがちなチーズですが、意外にそうでもありません。また、悪いイメージの強いコレステロールですが、実は脳・脊髄・肝臓などの臓器の構成に関わっており、必要な栄養素です。一日(成人)300mg以下のコレステロールを摂取することが望ましく、特に育ち盛りの子供には必須なものです。

▶︎ 塩分(Salt)

食塩はチーズの塩味の付与やチーズのホエー排出や保存性を高めるために、食塩水漬けにしたり、すりこんだりと使用されています。また、種類によって、塩分の濃度は異なります。チーズを一度に食べる量はせいぜい30g程度、食塩に換算すると約0.6~1gになります。

チーズに含まれるカルシウムが凄い

100g当たりおおよそ600mg程度、多いものだとなんと1500mgも含むチーズもあります。牛乳200mlのカルシウムを、チーズで取るとすると30g~40gでオッケーなんです。牛乳を飲めない私には嬉しい話しです。私の場合、牛乳を飲むと必ずお腹を壊しちゃいます。牛乳に含まれる乳糖が原因だそうです。
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チーズの場合は製造過程で乳糖は、ほとんど清乳(ホエー)に移行し取り除かれるのでほとんど残りません。ちなみにヨーグルトは乳糖がすでに20〜30%分解されており、乳酸菌が出すラクターゼという酵素が残りの乳糖も体内で分解します。だから、私でもチーズやヨーグルトなら大丈夫なんですね。

チーズから賢くカルシウムを摂取するなら、水分の少ない硬質チーズがいいようです。特に、パルミジャーノ・レッジャーノはカルシウムの含有量がナンバーワンでさらに脂肪分は一番少なく、しかも良質のタンパク質と結合して含まれているので、吸収されやすくカルシウム不足といわれる私たち日本人に最適な食品なのです。

カルシウムの多く含まれているタイプのチーズなら一日一切れでも十分必要な量を吸収することが出来ます。カルシウムを効率よく摂るにはチーズが一番なんです。また、カルシウムが十分に摂取できていると、血管の老化や動脈硬化の予防が期待できます。

チーズのカルシウムは、牛乳や小魚より吸収されやすい

牛乳から成分を凝縮して発酵させるときに、消化される途中のような形に変化していることに加え、チーズに含まれるタンパク質や乳酸がカルシウムの吸収を助けるため、牛乳のカルシウムや煮干などの小魚類よりもカラダに吸収されやすく、その50~60%を吸収できます。

小魚に含まれるカルシウムで30%程度、小松菜などの野菜に含まれるカルシウムは17%程度です。チーズのカルシウムは含有量が多いだけでなく吸収率も高い優秀な栄養素なんです。

チーズは乳酸菌の宝庫

チーズには「乳酸菌」が多く含まれています。正式には「動物性乳酸菌」といいますが、植物性乳酸菌をより活発にさせるための餌となってくれ、単独で生存してきた乳酸菌なので分解されたままでも直接腸内を刺激し、免疫力機能を活発にしてくれます。

腸内へのウイルスや細菌の侵入を防止、便秘の改善、アレルギーの緩和、アンチエイジングや生活習慣病の予防などの効果があります。

人間は本来、腸内に乳酸菌をたくさん持っています。生まれて数日の赤ちゃんの腸内細菌のほぼ100%が善玉菌であるビフィズス菌をはじめとする乳酸菌です。ところが年齢を重ねるにつれて乳酸菌は減少し、成人になるとおよそ10〜20%前後の善玉菌で腸内は安定します。

しかし、年齢が高くなるにつれて安定していた善玉菌は減少をはじめ、やがて腸内の善玉菌は1%台まで減り、代わりにウェルシュ菌などの悪玉菌が増えていきます。年齢とともに減少していく乳酸菌を増やすためにもチーズは最高の食材です。

また、チーズの旨味成分には乳酸菌が生みだす「グルタミン酸」の効果が大きく、熟成の進んだチーズほど「グルタミン酸」が増えていくことが多いのです。乳酸菌は健康面だけではなく、チーズの味にも大きな影響力を持っています。

二日酔い予防に有効なチーズ

チーズに含まれる乳酸菌や酵素が消化を助け、チーズの脂肪が胃の粘膜を保護しアルコールの吸収を和らげます。またチーズに多く含まれている必須アミノ酸の「メチオニン」が、肝臓の働きを高めてアルコールの分解を促進するため、チーズを食べると二日酔いの予防に有効です。

どのチーズにも効果は十分にありますが、ナチュラルチーズのハードタイプで熟成したものがより効果が高いようです。

カマンベールチーズがアルツハイマー型認知症の予防に有効

世界で2400万人近くが認知症を患っているとされています。日本の認知症患者数は2012年時点で約462万人、65歳以上の高齢者の約7人に1人でしたが、2025年には700万人を超えるとの推計値を厚生労働省が発表しました。65歳以上の高齢者のうち、5人に1人という計算で、約10年で1.5倍にも増える見通しだそうです。

しかし現在、認知症には十分な治療法がみつかっておらず、さまざまな予防への取り組みがおこなわれていますが、新しい研究により、カマンベールチーズによるアルツハイマー病への予防効果が科学的に裏付けられました。共同研究を行ったのはキリン株式会社の基盤技術研究所、小岩井乳業株式会社、東京大学大学院農学生命科学研究科です。

カマンベールチーズには抗炎症作用があり、脳内にたまった老廃物を取り除いてくれる効果があるそうです。 有効成分として発見されたのは「オレイン酸アミド」と「デヒドロエルゴステロール」。オレイン酸アミドは、脳内のアミロイドβなどの老廃物を除去する役割を担う、「ミクログリア」と呼ばれる細胞を活性化しながら抗炎症活性を示す成分。

また、「デヒドロエルゴステロール」は、抗炎症活性を示す。これらの成分は、乳の微生物による発酵過程で生成されたと考えられているそうです。

特定された有効成分の検証など、今後のさらなる研究が期待されています。


今日のおさらい

レ点3 チーズのタンパク質は熟成と共にアミノ酸に分解されていくので、消化・吸収がよい
レ点3 チーズの脂肪は良質のビタミンB2のおかげで、脂肪の燃焼・分解を助けてくれるので太る原因になりにくい
レ点3 100gのチーズに牛乳6本分のカルシウムが含まれていて、吸収率も高い優秀な栄養素
レ点3 チーズは乳酸菌の宝庫(アンチエイジングや生活習慣病予防などの効果がある)
レ点3 チーズに含まれているアミノ酸の「メチオニン」が、二日酔いの予防に有効
レ点3 カマンベールチーズがアルツハイマー型認知症の予防に有効

今日は完全栄養食品とも言われる「チーズ」について学んできましたが、いかがでしたでしょうか?

チーズ好きの私には嬉しい話ばかりでした。こんなにも良いことづくめなら毎日食べるしかありませんよね。二日酔いにも効果があるというわけですから、お酒のおともに欠かせなくなりそうです。

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