砂糖中毒!糖質が脳をバカにする | 砂糖中毒から抜け出す方法

前回、「私は絶対、アイスを食べません|隠された危険あなたは知っていますか?」を紹介しました。その中で糖質の危険性、中毒性について少しだけ触れましたが今日は、糖質の中毒性、脳に与える影響、低血糖症について紹介します。

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甘いものを食べると脳は麻痺を起こす

甘いものが脳に良いというのは、大きな間違いです!
確かに、ブドウ糖は脳のエネルギー源になりますが、一方で、糖質を過剰に摂取すると“糖質依存”に陥り、脳が徐々にむしばまれていくのです。

私たちのカラダは糖質を摂ると、まず血糖値が急激に上昇し、すい臓から大量のインスリンが分泌されます。インスリンは血液中のブドウ糖を除去しようと働き、今度は血糖値が下がりすぎ、正常値よりも低い状態になります。

すると、脳のエネルギー源となるブドウ糖が不足し、脳がガス欠を起こして機能不全になります。また、血糖値が急激に下がると、脳のはたらきに必要なアミノ酸が不足し、神経伝達物質が作れなくなって、脳が麻痺状態になります。昼食後の会議で眠くなってしまうのは、昼食で砂糖や炭水化物を摂った結果、脳が機能不全になるからなのです。

私たち現代人は砂糖を摂りすぎ

日本人1人当たりの砂糖消費量は1日60gといわれています。
しかし、世界保健機関(WHO)が推奨するのは、成人で1日に25gまでとなっています。

砂糖を摂りすぎると

    • 糖尿病
    • ガン
    • 高血圧症
    • 心臓病
    • 冷え性
    • 肩こり
    • 肌荒れ
    • 便秘
    • 生理痛
    • 虫歯
    • 骨が弱くなる
    • アレルギー
    • うつ症状
    • アルツハイマー病
    • 低血糖症

などなど、さまざまな病気に結びついてしまいます。

“低血糖症”が危ない

低血糖症とは、お菓子やアイスクリーム、炭酸飲料などの摂り過ぎによって引き起こされる血糖値の異常で「反応性低血糖症」とも呼ばれる病気です。血糖値が正常範囲を超えて下がるため、カラダは常にエネルギー不足の状態に陥ってしまいます。

脳は、血糖値が下がった状態のままでは正常に働くことができず、カラダはだるく、頭がボーッとし、集中力がなくなり、さらには無気力、イライラ、うつ状態などの症状があらわれます。低血糖の状態になると、脳は低血糖の状態から脱しようとします。

「アドレナリン」や「ノルアドレナリン」といったホルモンの分泌を促し、体内に蓄積されている糖分を血液中に出して正常な血糖値にするよう指令を出します。
このとき分泌される「アドレナリン」というホルモンは、別名「攻撃ホルモン」とも呼ばれ、気分が高揚し、ときに攻撃的になってしまうという特徴があります。

みなさんも、お腹が空いたときに、イライラしたり、怒りっぽくなった経験はないですか?
あの状態が、「アドレナリン」のしわざなのです。

また、「ノルアドレナリン」は恐怖感、自殺観念、強迫観念、不安感を引き起こします。
理性的な判断が出来なくなり衝動的、発作的な感情に支配され、今問題になっている突発的な「キレる」という症状が起きるのです。

なぜお菓子類の摂り過ぎで、こんな深刻な事態に?

低血糖症になってしまうそもそもの原因は、糖分の性質にあります。菓子類に含まれる糖分はカラダへ吸収されるのが速いため、急激に血糖値が上昇します。危険を感じたカラダは、血糖値を正常範囲へ戻そうと、すい臓からインスリンを分泌し、血糖値を急いで下げます。

このような状態が長期間続いてしまうと、すい臓は疲れ果てインスリンを正常に分泌できなくなり、必要がなくても分泌したり、少しお菓子を食べただけでも過剰に反応し、常に血糖値が下がり過ぎた状態が続くことになります。

さらに怖いのは、低血糖症の症状はうつ病などの精神疾患と似ているので、低血糖症だと気付かないままでいる人が多いことです。症状だけでうつ病だと診断され、抗うつ剤などを服薬しても一向に症状が改善されることがないまま長期に渡り薬を飲用することになったり、間違った治療がなされたりすることです。

【糖分の性質】

種類
代表的な糖質 多く含まれる食品
吸収が速い糖質・ブドウ糖
・果糖
・ショ糖

・甘いお菓子
・果物
・炭酸飲料
・砂糖
・異性化糖(ガムシロップ・コーンシロップ)
ゆっくり吸収される糖質・でんぷん ・ご飯
・芋類

中毒症状(依存症)に気づけ‼

砂糖を摂取すると、すかさず脳のアヘン剤受容体を刺激して、脳の神経伝達物質であるドーパミンを大量に分泌させます。 血糖が急激に増えると、脳の中でセロトニンという快楽物質が出ます。また甘いものを食べるとα波になりエンドルフィンといった脳内モルヒネが放出され、脳の快感中枢が刺激され、幸せな気分になります。結果、砂糖中毒という麻薬的な常習性をもたらします。

・摂取量の増加(砂糖摂取量がどんどんエスカレート)
・離脱症状(麻薬などを摂取したときと同様の離脱症状が起こる)
・渇望と再燃(再び与えるとさらに摂取量が増加)

など、麻薬を摂取した状態に近くなります。

甘い食品によく使われる異性化糖(ガムシロップ・コーンシロップ)には果糖が多く含まれており、これも同様の作用をおよぼすことが明らかになっています。

砂糖や炭水化物を日常的に摂取していると、より多くの量を食べないと我慢できなくなり、その欲求が満たされないと、イライラしたり、怒りっぽくなったりします。このような症状に覚えがある人は要注意です!

果糖(フルクトース)の罠

果糖(フルクトース)はブドウ糖(グルコース)と違い摂取すると消化酵素に分解されず、そのままの形で吸収されます。ブドウ糖のようにインスリンが関与しないので、いくら摂取しても脳は気がつきません。

果糖(フルクトース)がたくさん含まれている炭酸飲料などは本当に危険です!
飲んでも飲んでも、脳はその事に気がつきませんから空腹のままだし、さらに欲しくなります。

果物にも果糖(フルクトース)って入ってるよね?

果物は大丈夫!
確かに果糖(フルクトース)が豊富に含まれていますが果物の場合、食物繊維を含んでいます。

果糖(フルクトース)を摂取しても、脳は満腹感を感じませんが、食物繊維がそれを補ってくれます。脳は食物繊維によって満腹を感じることができるので果物は食べても大丈夫なんです。ただし、食べ過ぎや、フルーツジュースは糖質の過剰摂取につながります。

詳しくはこちらをご覧ください ⇒ 「老化スピードを速める果物|本当は危険な果糖(フルクトース)、果汁100%ジュースの落とし穴」

砂糖中毒から抜け出すには

① お菓子・ジュース類は買わない
家に置かないのが一番です。

② 間食から見直そう
フルーツや野菜といった健康的な食材を食べましょう。チェリートマトやニンジン、それにドライトマトやドライフルーツなど、おやつに最適です。

③ 3食バランスよく食べよう
3食をバランスよく食べれば、間食をするほどお腹も減りませんし、
甘いものに対する欲求も抑えられます。
特に、繊維質の多い食事が効果的です。

④ 適度な運動をしよう
運動をする事で、甘いものへの食欲が抑えられます。

⑤ 1日だけ、甘いものをやめてみる
そもそも、砂糖は、取れば取るほど、食欲が増します。
糖分の摂取を少しの間(1日)やめて、カラダを慣らせましょう。

⑥ 「ストレス解消 = 食べる」をやめる
ストレス解消の方法を食べる事と切り離しましょう。
スポーツや、カラオケ、読書、音楽鑑賞などのストレス解消法を実践してみましょう。

⑦ 砂糖を目につく所におかない
人間は、目にすればするほど、その対象の事を気にかけてしまいます。
砂糖が見えない環境を作りましょう。


今日のおさらい

レ点3 甘いものを食ると脳は麻痺を起こす
レ点3 現代人は砂糖を摂りすぎ
レ点3 低血糖症はカラダも心もむしばむ
レ点3 砂糖中毒は深刻である

今日は、糖質の中毒性、脳に与える影響、低血糖症について学んできましたが、いかがでしたでしょうか?
過剰摂取による依存症そして、さまざまな病気へのリスクがありました。中でも“低血糖症”は、糖尿病と違いマイナーなこともあって発見が遅れることもあり怖い病気です。

これらの弊害は、最近の若者によくあらわれるそうです。
清涼飲料水の飲み過ぎ、甘いお菓子やスナック菓子の食べ過ぎなどによるものです。お菓子類以外にも、ピザやパン、スープ、マヨネーズ、ケチャップ、カレーなどにも砂糖や異性化糖は使われています。よくキレる若者の食生活を見ると、まさに、その通りだそうです。

私たち大人には、正しい知識を身につけ子供たちに砂糖の摂りすぎによる弊害を、しっかり教えていく役目があるのではないでしょうか。

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