「逆流性食道炎」日本人には少ない病気 | 現代は若者にも増加! 予防法と改善法

前回、「小麦アレルギーが増えるワケ!|米粉パンの落とし穴」という記事を書きました。
その中で、グルテン過敏症の9割の人が“逆流性食道炎”を合併すると紹介しました。今日は、若者にも増えているこの病気について紹介したいと思います。

関連記事はこちらです ⇒ 「グルテンフリーダイエット」 甘いものも食べられる|カロリー計算なんてもういらない」
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こんな症状ありませんか?

    • 喉が詰まる感じがする
    • 喉がいがいがする
    • 痰がよくからむ
    • せきがよくでる
    • ゲップがよく出る
    • 食事途中に満腹になる
    • 胃酸や胃の内容物が喉・口内に上がってくる
    • 吐き気
    • 嘔吐
    • 口臭の悪化
    • 胃の痛み、もたれ
    • 食べた後、胃がムカムカする
    • 胸やけがする
    • お腹が張る
    • 胸や首が痛いまたは不快感がある
    • 身体を丸めると気分が悪くなる

 以上の症状をお持ちの方、もしかしたら“逆流性食道炎”かもしれません。

胃と食道のメカニズム

胃液には、食べ物を消化するために強い酸性の胃酸や消化酵素を含んでいます。胃は粘膜によって保護されていますが、食道は胃液に対し弱いため胃液が食道に逆流しないようになっています。

“下部食道括約筋”といって、食道と胃のつなぎ目(噴門部)にある筋肉で、食べた物を飲み込む時には、ゆるんで食道から胃に食べ物が落ちるようにし、それ以外の時は、食道をしめて、胃の内容物が逆流しないようにしています。

逆流してしまったらどうなるの?

もしものときは、食道のぜん動運動によって、胃の内容物が逆流してしまっても、すばやく胃へ戻します。また、唾液を飲み込むことによって食道に入った胃液を薄めて流すことで、食道が傷つかないようにしています。

食道のぜん動運動とは、消化管が筋肉の収縮により口から食べたものを肛門側へ運搬していく運動のこと。

逆流性食道炎の原因

1. 逆流性食道炎は、下部食道括約筋など食道を逆流から守る仕組みが弱まる
2. 胃酸が増えすぎることで、胃液や胃の内容物が逆流

以上が考えられます。

原因の究明

    • 胃酸過多
    • 暴飲暴食
    • 肥満
    • ストレス
    • 猫背
    • 過食嘔吐
    • 老化
    • 便秘
    • 小麦アレルギー(グルテン過敏症)

食事について

《脂肪》
脂肪のとりすぎによって、何も食べていない時に“下部食道括約筋”がゆるみ、胃液が逆流してしまうことがあります。脂肪の多い食事をとると「コレシストキニン」というホルモンが、十二指腸から分泌されます。このホルモンの働きが影響しています。また、脂肪の多い食事は胃酸を増やし胃液の逆流を起こしやすくします。


《タンパク質》

タンパク質の多い食事は消化に時間がかかり、胃に長くとどまります。そのために、胃液の逆流が起こりやすくなります。


《グルテン過敏症》

グルテン過敏症の9割の人が「逆流性食道炎」を合併すると言われています。


《食べ過ぎ》
 
食べ過ぎてしまうと胃が引き伸ばされることで、“下部食道括約筋”がゆるむと考えられています。


下部食道括約筋をゆるめる食べもの》
チョコレート、トマト、生のタマネギ、ニンニク、黒こしょう、酢、ペパーミント、フライやてんぷら、炭酸飲料、アルコール、カフェインを含む飲み物。


姿勢》
カラダを丸めた姿勢で食事をすると、内臓が圧迫され消化不良をおこします。食べ物が胃の中に長い時間とどまったり、ガスがたまることで腹圧が高くなり胃を圧迫して逆流が起こりやすくなります。


加齢

年をとると、“下部食道括約筋”の働きが悪くなります。また、食道のぜん動運動、唾液の量も少なくなります。


肥満

肥満になると横隔膜が押し上げられ下部食道括約筋がゆるみます。

クスリの副作用

喘息、血圧、心臓の病気などに使う薬の中には、下部食道括約筋をゆるめる作用を持つものがあります。

逆流性食道炎の予防法

    • 食事は腹八分目にする
    • 食事は良く噛んで食べる(唾液の分泌が増える)
    • 早食いをしない
    • 就寝4時間前は飲食をしない
    • 油ものを取り過ぎない
    • 甘いものを取り過ぎない
    • カフェインを取り過ぎない
    • 肥満を解消する
    • 前かがみの姿勢にならない
    • ベルトや下着などで胸や腹を締め付けない
    • 香辛料など、刺激物を取り過ぎない
    • ストレスを溜めない

逆流性食道炎の改善法

食後にすぐ横にならない
  ∟ 食後にすぐ横になると、胃液が逆流しやすくなります。(食後1~2時間は特に逆流が起こりやすい)

  食後にガムを噛む
  ∟ ガムを噛むことで唾液の分泌を促し、食道や口内に逆流した胃酸を中和できます。

寝るときは頭を高く
  ∟ 就寝時に、上体を上げることで胃液の逆流を防ぎます。

寝るときは身体の右側を下にして寝ない
  ∟ 胃袋の形状から、右向きになって寝ると胃液が逆流しやすくなります。

軽い運動をする
  ∟ 散歩などの軽い運動は胃液の逆流を抑制します。

常温の水を飲む
  ∟ 胃酸を薄める効果があり、胸焼けと胃もたれを解消できます。

猫背を直す
  ∟ 姿勢を良くすることで逆流性食道炎の改善に繋がります。

猫背を直す方法「30秒ドローイン」

猫背は腹筋を鍛え、姿勢を良くすることで改善できます。

 《30秒ドローインのやり方》

      • お腹をへこませる
      • 30秒キープする

 これを1日10回やります。

※立った状態でも座っていても歩いていても構いません。
※お腹をへこませている間も、呼吸は普通に行ってください。

これだけで、身体の歪みを直し姿勢を直す効果があります。さらに、基礎代謝も上がりますので、ダイエット効果も期待できます。

 以前、紹介した「腹やせダイエット 」と似ていますね!

 →腹やせダイエットの記事はこちら


今日のおさらい

レ点3 逆流性食道炎は、下部食道括約筋のゆるみが原因

レ点3 胃酸が増えすぎることで、胃液や胃の内容物が逆流

レ点3 食事や肥満、姿勢など生活習慣が大きく関係

レ点3 予防することができる

レ点3 改善することができる

今日は逆流性食道炎について学んできましたが、いかがでしたでしょうか?

もともと備わっているカラダの機能が、さまざまな要因で狂ってしまい起きる病気でした。生活習慣の大切さを再認識させられましたね。やはり食生活の変化が大きく関係していました。もともと日本人には少ない病気でしたから、やはり私たちは昔ながらの日本食を、主に食べるべきなのでしょう。

うちの嫁も逆流性食道炎なのですが、病院の投薬治療で、だいぶ落ち着いたようです。しかしながら、薬を長期にわたって飲みつづけるのは当然、よくありません。これから、夫婦そろって生活習慣の改善に取り組みたいと思います。

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