あなたのコエンザイムQ10は 、還元型?それとも酸化型?

前回の記事、老化はカラダの“サビ”が原因です|増加する現代人の活性酸素対策」でコエンザイムQ10について少しだけ触れましたが、今日は抗酸化物質、“コエンザイムQ10”のサプリメントについて紹介します。

関連記事はこちらです ⇒ 「天然色素カロテノイド “アスタキサンチン” ここが凄い|「若返りビタミン」の500倍」
人気記事はこちらです ⇒ 「人気記事ベスト10」

  スポンサーリンク

コエンザイムQ10(CoQ10)とは

コエンザイムQ10は学名「ユビキノン」と呼ばれるビタミン様物質です。私たちの細胞一つ一つに含まれる補酵素です。 心臓や腎臓、肝臓などの生命維持に重要な臓器には特にたくさん含まれており、エネルギーの代謝や抗酸化作用といった重要な役割を持っています。

もともと体内で生成されている成分ですが、残念なことに20歳をピークにどんどん減少していき、40歳前後には、不足状態になってしまいます。


コエンザイムQ10の減少

 COQ10グラフ
出典:A.Kalen et al,Lipids,24,579-584,1989

※ビタミン様物質:ビタミンに似た生理作用をもつ有機化合物。微量で体内の代謝に重要な役割を担うが、ビタミンとは違って体内で生合成できるもの。リポ酸・カルニチン・必須脂肪酸(ビタミンF)など。

コエンザイムQ10が減少すると、どうなるの?

疲れやすくなる
老化が進む
代謝速度低下で体重増加
シミ、シワ、くすみ
不整脈
低血圧
片頭痛
肩こり
手足の冷え、むくみ
風邪
二日酔い
目覚めが悪い
集中力低下
体力低下
歯周病
動悸
息切れ
脳卒中
心筋梗塞
がん
生活習慣病

以上のような症状・病気の原因になります。
コエンザイムQ10は、アンチエイジングや健康維持に必要不可欠な栄養素なのです。

製造方法

医薬品や健康食品に配合されているコエンザイムQ10はテンサイやサトウキビ,トウモロコシを原料とし、酵母および微生物による発酵や化学合成により製造されています。化学合成品より、発酵法の方が純度が高く、高品質のようです。現在、日本の原料メーカーでは発酵法で製造していますので原料が日本製のものを選ぶようにしましょう。

ちなみに、日本の原料メーカーは現在4社ほどで世界シェアは、ほぼ100%です。中でも「株式会社カネカ」は65%のシェアを誇ります。ということは、どのサプリメントを選んでも原料のコエンザイムQ10は日本製ということになります。しかし、最近では海外メーカーの参入も確認されているようですので、原料が不明なものは選ばないようにしましょう。

「酸化型」より「還元型」

 コエンザイムQ10には2種類の型があります。それぞれ特徴を見てみましょう。

 酸化型
私たちの体内で生成されエネルギー代謝や抗酸化に使用されるコエンザイムQ10は「還元型」です。サプリメント等で「酸化型」のコエンザイムQ10が効果を発揮するためには、一度体内で「還元型」に変換(還元)される必要があるのです。
体内で「酸化型」のコエンザイムQ10を「還元型」に変換する力は、年齢とともに、衰えていきます。

「還元型」より安価な従来品です。

 還元型
還元型のコエンザイムQ10は、肉や魚に含まれている「普段の食事で摂取するコエンザイムQ10」と全く同じ構造です。
体内で還元する手間がないので吸収率も高くなり、確実に効果を実感できるようになります。

「酸化型」に代わって新しい定番になりつつあります。

サプリメントで摂取した場合の副作用・安全性は

 コエンザイムQ10の「推奨摂取量」や「上限量」は明確ではありませんが、一般的には30mg~100mgといわれています。もともと体内に存在している栄養素のため、極めて安全性が高いと考えられています。ただし、極めて多量に摂取した場合に軽度の胃腸障害(悪心、下痢、上腹部痛)が報告されています。

また、ワルファリン(血液凝固阻止剤)との併用は、薬の効果を薄める可能性がありますし、高血圧や糖尿病の薬との併用は、薬の作用が増強される可能性があるため、注意が必要です。
投薬治療をされている人は、必ず医師に相談しましょう。

コエンザイムQ10を摂取する際のコツ

  •  水に溶けず油に溶けやすい性質があるため、食後に摂取するのがよいでしょう。空腹では十分に吸収されず、効果は半減してしまいます。
    ※油分も十分に含まれた栄養バランスのよい食事をすると吸収率は高くなります。
  • ビタミンEやビタミンCと一緒に摂取すると抗酸化作用は高くなります。

今日のおさらい

レ点3 コエンザイムQ10は、心臓や腎臓・肝臓などに、たくさん含まれている補酵素
レ点3 エネルギー代謝や抗酸化作用といった重要な役割を持っている
レ点3 体内のコエンザイムQ10は、40歳前後には、不足状態になる
レ点3 アンチエイジングや健康維持に必要不可欠な栄養素である
レ点3 「酸化型」より「還元型」
レ点3 安全性の高い栄養素
レ点3 薬との併用は注意が必要
レ点3 油に溶けやすい性質である

今日は抗酸化物質、“コエンザイムQ10”のサプリメントについて学んできましたが、いかがでしたでしょうか?
アンチエイジングや健康維持に必要不可欠な栄養素なのですが、残念ながら普段の食事だけでは補えないのでサプリメントが必要になってきます。

今日、紹介した還元型が必ずしも、よいとはいいません。まだ20代などの代謝能力も高い若い人は、酸化型でも効果を実感するでしょうし、市販されているサプリメントの中には、「コエンザイムQ10+マルチビタミン」のように複合的なものもありますので、自分の目的にあったものを選ぶようにしましょう。

  スポンサーリンク

関連記事

ピックアップ記事

フルーツの盛り合わせ

2016.5.1

老化スピードを速める果物|本当は危険な果糖(フルクトース)、果汁100%ジュースの落とし穴

「果物はビタミン・ミネラル・酵素・食物繊維も豊富で、美容や健康に最適な食べ物」このようなイメージを持たれている人が多いのではないでしょうか?…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る