勘違いしやすい食品表示|紛らわしいそれってニセモノ?

みなさんは食品を購入する際、食品表示を気にしてみていますか?
原材料や添加物・栄養表示などを、判断材料にされている人も多いと思います。
今日は、私が勘違いしていた食品表示をいくつか紹介します。

関連記事はこちらです ⇒ 「食品添加物とは「食品添加物の表示」|基礎知識③」
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今夜はうなぎの蒲焼、贅沢浜名湖産?

嫁が「今日は、うなぎよ~。しかも浜名湖産だよ」と帰ってきました。
商品の表には、右下に「浜名湖産と価格」が書かれたシール。左上には 「浜名湖加工」と書かれたシール。 しかし、裏側の原材料表示のシールをよく見ると・・・ うなぎ(養殖・中国) なんだこれ???

中身は中国の養殖うなぎ。それを浜名湖で加工しただけの浜名湖産?
ハッキリいって詐欺まがい。

 ナトリウムは塩じゃない

例えば、牛乳パックの裏に記された「栄養成分表示」は、含まれている成分の内容と量をひと目でわかるようにしています。

<5つの栄養成分>
(1)熱量(エネルギー)(2)たん白質(3)脂質、(4)炭水化物(糖質および食物繊維)(5)ナトリウム
の順番通りの表示が義務付けられています。それ以外の成分は必須ではなく、5項目の下に表示されます。

栄養成分表示(200ml当たり)

エネルギー 135kcal
たん白質   6.5g
脂  質 7.8g
炭水化物 9.5g
ナトリウム 83mg
カルシウム  228mg

ここで勘違いしてしまうのは「ナトリウム」の表示。多くの人が塩分の量と思うのではないでしょうか?
この数値は塩分量ではなく、その食品自体に含まれるナトリウム量です。

 「食塩相当量(g)=ナトリウム量(mg)×2.54÷1000」
これで食塩の相当量が出せます。

0ではないけどカロリーゼロ

よく見かける「ノンカロリー」、「カロリーゼロ」、「シュガーレス」の表示ですが、ノン・ゼロ・レスと、うたっていますが実はカロリー0kcalではありません。

ノンカロリー・カロリーゼロは、100mlあたり(または100gあたり)の熱量が5kcal未満であれば表示することができます。
シュガーレス・ノンシュガーは、100mlあたり(または100g)の糖類が0.5g未満であれば表示することができます。

ちなみに、「低糖」や「微糖」などは、食品100g中に5g以下(または飲料100ml中2.5g以下)のもの。

「うす塩」と「うす塩味」は違う意味!

スナック菓子や梅干しなどでよくある表示。

 うす塩
栄養成分に関する表示で、塩分ひかえめを表し、100gあたりの塩分量が120mg以下の場合を表します。

うす塩味
味覚表現を表す言葉で、実際の塩分量とは無関係なので、塩分ひかえめとは限りません。

「国産大豆使用」と「国産大豆100%使用」は同じ意味!

国産大豆が1粒でも使われていたら「国産大豆使用」と思いがちですが、
「国産大豆使用」と「国産大豆100%使用」は実は同じ意味なのです。
つまり、「国産大豆使用」は国産大豆が100%使われているということです。

「コーヒー」・「コーヒー飲料」・「コーヒー入り飲料」

 表示が“コーヒー”以外はコーヒーもどきだった。

 コーヒー
内容量100g中、 生コーヒー豆換算5g以上

 コーヒー飲料
内容量100g中 、生コーヒー豆換算2.5g~5g未満

コーヒー入り飲料
内容量100g中 、生コーヒー豆換算1g~2.5g未満

勘違いしそうな宣伝文句

「コレステロール・ゼロ」と表記された植物油が売られていました。
コレステロールを含んでいる油から、コレステロールを抜いた、とても健康的な植物油のように見えます。しかしながら、植物油には、もともとコレステロールは含まれていません。

もともと含まれていないものを「ゼロ」と宣伝する。逆に、書かれていないものはゼロではないように感じてしまい、つい「ゼロ」を買ってしまう人もいるでしょう。
これって、詐欺ではないのだろうか?

「保存料不使用」は、実は同効果の別物代用

コンビニ弁当などで見かける「保存料不使用」の表記にもカラクリがあります。
食品表示欄を見ても、保存料の文字はない。 しかし、実際は保存料の役割を持つ添加物が使われることは業界内では常識。たとえば、グリシンや酢酸ナトリウム。それぞれ、うまみや酸味をつけるほか、日持ちをよくする効果もあります。

現在のルールでは、「保存料」と表示する義務があるのはソルビン酸や安息香酸など27種類だけで、それより効果の弱いグリシンや酢酸ナトリウムを保存目的で使っても、保存料と書く必要はないのです。


今日のおさらい

レ点3 食品の産地と原材料の産地は違うので注意
レ点3 ナトリウム量は塩分量ではない
レ点3 熱量が5kcal未満であれば「ゼロカロリー」
レ点3 「うす塩」と「うす塩味」は違う
レ点3 「国産大豆使用」と「国産大豆100%使用」は同じ
レ点3 「コーヒー飲料」・「コーヒー入り飲料」はコーヒーもどき
レ点3 宣伝文句に騙されるな
レ点3 「保存料不使用」に騙されるな

今日は勘違いしやすい、紛らわしい食品表示をいくつか紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
中には、これって詐欺ではないかと疑いたくなるようなものもあります。私たち消費者というのは非常に弱い立場です。商品に表示されている文言や広告のうたい文句を鵜呑みにしないように気をつけたいものです。

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