あなたは紫外線対策できていますか?|まずは敵を知ることです!

海辺で麦藁帽をかぶった女性の後姿

もう2月も終わりましたね。いよいよ花粉症との格闘が始まりますが、既に対策は取られていますか? 早め早めの対策が肝心なようです。
まだの人は、こちらもチェックしてみてください⇒「あなたの花粉症対策は大丈夫?|予防法(対策法)まとめ」

そして、これから気になるのが紫外線ですね。本当は年中、気にしないといけないのでしょうが・・・。
私も皮膚の病気をしてから、かなり気を付けるようになりました。そのおかげなのか、シミ・シワ・タルミなどなく10歳は若く見られます。(笑)
今日は、紫外線対策について紹介します。

関連記事はこちらです ⇒ 「“紫外線対策に役立つ食べもの・飲みもの” まとめ|内からの紫外線対策できていますか?」
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紫外線は3種類

紫外線とは地球上に降り注ぐ太陽光線の一種(電磁波)のことです。
紫外線は波長の長さにより、UVA(紫外線A波)・UVB(紫外線B波)・UVC(紫外線C波)に分けられます。

<紫外線A(UVA)>

私たちが普段浴びている紫外線の約90%以上は紫外線Aで、紫外線Aは1年中、また波長が長いため季節、雨、くもりなどに関係なく地表まで届いています。

紫外線の中では最も害が少ないと言われていますが、浴びた時に活性酸素を発生させる力は紫外線Bよりも強く、さらに紫外線Aは真皮まで届き、お肌のハリ、弾力に大切な「コラーゲン・エラスチン線維」を破壊し、シワ、タルミの原因になってしまいます。これが光老化といわれています。

<紫外線B(UVB)>
紫外線Bは、本来オゾン層によって吸収されるため地表には届かないはずなですが、近年オゾン層の破壊が進み地表にも少し届くようになりました。夏場の晴天時には、特に気を付けましょう。
またこの紫外線Bは紫外線Aと違いお肌の表皮までしか届きませんが、その有害性は紫外線Aの100~1000倍も強いといわれていて免疫力の低下、皮膚がん、白内障などの病気を引き起こすといわれています。

<紫外線C(UVC)>
紫外線Cがもっとも波長が短くもっとも危険な紫外線といわれていますが、紫外線Cは私たちが生活する地上には届いていないと言われています。

ただ近年、環境汚染によってオゾン層の破壊が進んでいるため、標高の高い山頂などには紫外線Cが届いていることが確認されていますので、近い将来、紫外線Cが地表まで届く可能性も否定できないのです。これが届き始めるとやっかいなことになりますよね。
このUVCは殺菌灯などで、人工的に作られ使用されています。

3月からUVケア

 紫外線は夏になると多いと思っていませんか?もちろん夏に多いのは当然ですが、一年中、降り注いでいますし春先は特に注意が必要です。
春は冬の乾燥で肌が弱っているところに、急に紫外線が増えるので紫外線対策を怠ると大変なことになってしまいます。
3月、4月、5月もUVケアに要注意な季節なのです。

お昼時が危険だった

1日の紫外線量のピークは12時前後です。しかし朝でもかなりの量が地上に届いています。特にUVAは、朝の7時といった早い時間から、急激に上昇していきます。UVAはガラス越しにもお肌に届きます。曇りの日でも快晴の日の50%と、かなりの紫外線量です。日差しが弱いから、室内だからと油断は禁物です。

とくに肌が弱い人やアトピーの人は紫外線の影響も受けやすいですので、注意が必要です。
1日で紫外線量が多い時間帯は、AM10:00~PM2:00となっていますので、覚えておきましょう。

紫外線によるダメージ

<シミ>
紫外線を浴びる事により、肌のメラニンをつくる色素細胞の遺伝子が変異し、メラニンを過剰に生成する為、シミができる。

<シワ>
皮膚にあるコラーゲンやエラスチンなどのハリや弾力に関わる繊維を細かく切断してしまう酵素を生成してしまい、シワができる。
20歳を過ぎたあたりから今まで浴びた紫外線が原因。

 <肌荒れ>
紫外線は肌から水分を蒸発させて乾燥させます。その結果、肌のバリア機能が弱まり、肌荒れやかぶれを起こしやすくなります。また角質が厚くなります。

 <ニキビ>
紫外線を浴びた皮脂は酸化し、これが毛穴を塞ぐと、ニキビの原因になります。

<髪へのダメージ>
紫外線を浴びる事で髪のメラニンが変異し、髪の色が茶色になったりキューティクルが傷み、ぱさぱさになる。

 <免疫力の低下>
皮膚の免疫を担当する細胞を紫外線が破壊してしまう為、細菌やウィルスに感染しやすくなる。また紫外線を浴びることによって活性酸素が発生するので、日光を浴びるだけで私たち人間は疲れを感じやすくなります。

<皮膚ガンの原因>
紫外線が皮膚細胞に吸収され、遺伝子を傷つけてしまう為。
特に若いうちに紫外線を浴びれば浴びるほど皮膚がん発症率が高くなるり、発症する年齢も早くなることが分かっています。

<白内障>
眼球にある角膜を通過し水晶体へダメージを与えてしまう為におこる。
WHO(世界保健機関)によると、白内障の約20%は紫外線が原因だとされています。
特に南の地域は紫外線量が多いです。沖縄、鹿児島、宮崎で暮らしている人は、他の地域で暮らしている人よりも紫外線を浴びる量が多いので、気を付ける必要があります。

紫外線対策

まず紫外線対策として頭に浮かぶのは日焼け止めや日傘、サングラス、UVカット衣類ですね。また、最近では飲む日焼け止めも発売されています。⇒ 「サンタンブロック」 これらは事前に紫外線を防ぐことが目的です。しかし、紫外線を完全に防ぐことはできませんので紫外線を受けた後のケアも必要不可欠です。

具体的には、肌の沈静を目的としたスキンケアや、傷ついた角質層に必要な成分で保護するスキンケア。
体内からは肌の再生・新陳代謝に必要な栄養素の摂取。発生した活性酸素の除去などです。

日焼け止めの成分

<紫外線吸収剤>
紫外線吸収剤は、その名の通り紫外線を一旦吸収し、熱エネルギーに変換して放出させる成分のことで、SPF値の高い日焼け止め商品に使われることが多いです。しかしSPF値が高いほど、皮膚への負担も大きくなり肌荒れを起こすことがあるので、お肌が弱い人や子供などはSPF値が高い紫外線吸収剤が配合された日焼け止めは注意が必要です。

次のような成分が紫外線吸収剤に用いらています。
・ケイ皮酸誘導体(メトキシケイ皮酸オクチル)
・パラアミノ安息香酸誘導体(ジメチルPABAオクチル)
・ジベンゾイルメタン誘導体(t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン)
・ベンゾフェノン-9

これらの成分は紫外線は防いでくれますが、お肌の負担になリますので、帰宅後は石鹸、クレンジング剤などで洗い流すことが、とても大切です。

<紫外線散乱剤>
紫外線散乱剤とは、紫外線を反射(散乱)させる成分のことで、「微粒子酸化チタン・酸化亜鉛」などが使われています。
紫外線散乱剤が配合されている日焼け止めは、紫外線吸収剤配合の物よりお肌への負担が少ないそうです。

日焼け止めの成分は主に上記2つに大きく分けられますが、最近の日焼け止めには、紫外線からお肌を守るだけでなく、保湿成分 ・美容成分・美白成分(ビタミンC誘導体) ・メラニン合成を抑える成分 などを配合したものも販売されています。

日焼け止めのSPF?PA+?

<SPF>
SPFとは紫外線防御指数のことで、数値2あたり約1時間、日焼けの速度を遅くすることができるという意味です。SPF20であれば、10時間日光を浴びても1時間分しか日焼けしないというという数値です。

ということは、SPF自体は25もあれば十分。SPF50なんて成分が濃すぎて肌への負担が大き過ぎます。私なんか、SPF20でも、かぶれるくらいですから。

ただしこの数値は、1平方センチ(1cm×1cm)に2mgという量を塗った場合ですので、ケチらずに塗ることが大事です。
また、汗や脂で流れ落ちてしまった部分は当然、効果がありません。

 <PA>
PAとは、肌を黒くしたり、しわ、たるみ(光老化)の原因となる紫外線A(UVA)をどれだけ防いでくれるか?を「+」で表示したもの。

PA +
UV-A 防御効果がある

 PA + +
UV-A 防御効果がかなりある

PA + + +
UV-A 防御効果が非常にある

PA + + + +
UV-A 防御効果が極めて高い

「+」表示が1つよりも2つ、2つよりも3つのほうが、より紫外線Aを防いでくれるということです。

日焼け止めの使い方

<屋内>
家の中でも、夏場は対策をして欲しいです。SPF10〜20程度のものを薄くシミなどができやすいところに塗っておくだけで、ひと夏のダメージは随分と違ってくるでしょう。

 <日常の外出>
日常的に1〜2時間、外で日差しを浴びる程度であれば、SPF20〜30程度のものがよいでしょう。ただし、2度塗りしておきます。一度均一に塗って乾かした後、再度、頬や額、鼻や耳など日焼けしやすい場所を重点的に塗ってから出かけます。普通はこれで朝から昼のピークまでは十分持ちこたえるでしょう。

夕方まで外に出なくてはいけない仕事などの場合は、途中でもう一度上から塗っておきましょう。女性の場合は、日焼け止めが含まれている化粧下地などで、化粧直しをしましょう。
それから帽子や日傘などのアイテムも有効活用しましょう。

<レジャー・スポーツ>
山や海へレジャーに行く場合は、ウォータープルーフ(水をはじくタイプ)のものをしっかりとつけ、さらに3~4時間おきにしっかりと塗りつけます。肌への負担は大きいですが、紫外線の害に比べればマシです。

またウォータープルーフタイプの日焼け止めは水で流れ落ちませんので、使用後はしっかりと石鹸や専用のクレンジング剤などで、洗い流さなければお肌を傷めますので注意が必要です。

参考

用途 SPF PA
短時間(1時間ほど) SPF10~20 PA +
数時間の外出 SPF20~30 PA + +
数時間の野外でのスポーツなど SPF30~50 PA + + +
海やプール ウォータープルーフタイプ PA + + + +

 ※日焼け止めは紫外線を防いでくれますが、その分、お肌へ負担を掛けてしまいますので、使用する前にまずは目立たない部位、二の腕や太ももの内側などに塗ってみて、かぶれ、肌荒れなどが起きないかチェックするようにしましょう。

またお肌にトラブルのある人や、アトピー性皮膚炎の人などは日焼け止めが原因で症状が悪化することがあるので、皮膚科でどのような日焼け止めを塗れば良いかを相談しておきましょう。

日焼けをしてしまったあとのスキンケア

<軽い日焼けのとき>
日焼け当日の肌にほんのり赤みがある程度の焼け方です。
「当日はほんのり赤いのですが、数日すると黒さが少しずつ増して来るでしょう」

洗顔
まずはクレンジングで日焼け止めを落とします。次に洗顔ですが、洗顔料は良く泡立てて、泡を顔の上で転がすように優しく洗います。日焼け当日のお肌は過敏になっていますので、泡を肌に乗せている時間をいつもの半分くらいの時間にしましょう。

化粧水
日焼け当日は、いつもの回数の2倍つけるようにしましょう。
毎日5回、取り出してはつけ、取り出してはつけと繰り返していた場合、日焼けした日は10回ほど取り出してはつけ、また取り出してはつけと、じっくりと時間をかけてつけるようにしましょう。

保湿
いつもの保湿にアミノ酸入りの美容液をプラスしましょう。
日焼け後の肌は油分も不足した状態です。また、肌の水分を保つ潤い成分NMF(天然保湿因子)の約40%を占めるアミノ酸を補い、肌の潤いをキープさせることは回復を早める大切なポイントです。

<中程度の日焼けのとき>
少し赤みが目立ち、ヒリツキを感じる状態です。
「このケアを間違えてしまうと、シミやくすみ、シワのトラブルに進んでしまうことがありますので注意が必要」

洗顔
クレンジングのみで当日の洗顔は終わらせます。
ダメージを受けている肌には洗顔料などの刺激は強すぎます。赤みを増す原因につながりますので、使わない方がよいでしょう。

 化粧水
いつもよりタップリと補いましょう。  コットンは使わず手で顔をそっと包み込むようにつけてください。回数は最低でも10回は取り出してはつけ、取り出してはつけを繰り返すようにしましょう。
※ただし、繰り返している内に化粧水がヒリヒリしてきたら、その時点でストップします。収れん性のあるもの、アルコールの入っている化粧水は使わない方がよいでしょう。

保湿
クリームタイプの保湿剤をいつもより多めにつけます。 乳液やオイルなどの液状ではなく、クリームタイプの保湿剤が肌を優しく保護してくれます。

翌日
朝はいつも通り洗顔料を良く泡立てて、優しく洗顔します。その後、すぐに化粧水をタップリと手に取り出してはつけ、取り出してはつけとくり返し7回~8回はつけます。そして保湿も、しっかりと行いましょう。夜はクリームタイプのクレンジングでメイク落としをしてから、洗顔料を使って洗顔をします。化粧水も同じようにしっかりと7~8回つけ、保湿します。

3~4日して、赤みが引き日焼けした感じがなくなったら通常のスキンケアに戻してよいでしょう。

<ひどい日焼けのとき>
ヒリヒリと痛み、ジンジンする火傷のような状態です。
「我慢せず早急に皮膚科を受診しましょう」

応急処置
応急処置として氷袋などで焼けた箇所を冷やします。直接当てるのではなく、ガーゼやタオルなどを当ててから氷袋を置くようにしましょう。
冷やしすぎにも注意が必要です。なにより病院へ行くことをおススメします。

 

日焼けをしてしまったあとの食事

<ビタミンC>   ビタミンCに関する記事は ⇒「ビタミンCの基礎を学ぶ|あなたのCは足りていますか?」を参考にしてください。
紫外線によって増えるメラニンの生成を抑える働きがあり、しみやそばかすに効果があります。レモンやオレンジ、グレープフルーツなどの柑橘系の果物や、緑黄色野菜に多く含まれます。レモン
果物をジュースにしたり、緑黄色野菜をサッと煮て量を減らして食べるとたくさん食べることができます。
手軽に摂取できるのは、ジュースやサプリメントではないでしょうか。

 <ビタミンE>
ビタミンCとビタミンEをいっしょに摂取すると日焼けした肌の回復が早くなアボガドります。
ビタミンEが不足すると老化色素の合成が促進され、シミやそばかすになりやすくなります。 アボカドや大豆、ゴマ、ナッツ類に多く含まれます。
サラダにしてゴマドレッシングをかけて食べるとよいですね。

 <βカロチン>
お肌は日焼けすると、紫外線Aにより活性酸素が発生し、細胞を傷つけます。その活性酸素を抑えてくれるのがβカロチンです。 カボチャ
にんじんやかぼちゃなどの緑黄色野菜に多く含まれます。

<たんぱく質>
肌をつくりあげる構成要素のひとつなので、しっかり摂取して肌の再生を助けましょう。 肉にく、魚、大豆食品を食べましょう。

 

 

 


今日のおさらい

レ点3 紫外線は波長の長さにより、UVA・UVB・UVCに分けられます
レ点3 普段浴びている紫外線の約90%以上は紫外線Aで、1年中地表に届いている
レ点3 紫外線Bは免疫力の低下、皮膚がん、白内障などの病気を引き起こす
レ点3 近い将来、紫外線Cが地表まで届く可能性も否定できない
レ点3 1日の紫外線量のピークは12時前後
レ点3 通常はSPF自体は25もあれば十分
レ点3 日焼けをしてしまったらスキンケアを確実に
レ点3 日焼けをしてしまったら食事も気を付けよう

今日は紫外線について学んできましたが、いかがでしたでしょうか? 
対策としては、やはり日焼け止めが必須アイテムですね。私もそうですが、肌の弱い人は自分に合う日焼け止めを探すのに苦労します。

しかし、紫外線のリスクを考えるとしっかり対策をしなくては後々、後悔することになりそうです。最近では「飲む日焼け止め」も発売されていますので、そちらを利用しても良いかもしれませんね!

あとは、普段からの睡眠や食事の栄養バランスも気を付けたいですね。

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